　仮面ライダー響鬼外伝

　　　　　　　　　　　　　二次創作作品

テレビで私たちは、猛士関東支部の鬼たちの活躍に心躍らせました。仮面ライダーシリーズでこれほど次回が楽しみだったのは１号以来、平成シリーズではクウガ以来でした。（いやそれ以上かもなぁ）放送が無い週は禁断症状に苛まれるほどに心酔した作品でした。

ところで私の住む徳島は、日本三大秘境のひとつ「祖谷」や四国の霊峰「剣山」を擁し、アニメでも有名な妖怪「こなきジジイ」のホームグラウンドでもあります。これはまさに魔化魍の巣窟にふさわしい土地柄ではありませんか。それならば、ここにも猛士四国支部の鬼たちの活躍が必ずあるはず。

四国の魔化魍を退治する四国の鬼たち。彼らの陰なる活躍をご紹介致しましょう。

なお当小説は、既に放送された「仮面ライダー響鬼」からキャラクターや世界観を拝借した二次創作作品です。

四国の山中で活動する鬼から送られてきたのは、正体不明の魔化魍の声であった。

幻の魔化魍「無の使い」を追え！四国支部最古参の鬼「蒼鬼」が放つ鈴の音が冴えわたる！

鈴の蒼鬼２　兇乱の魔怒鬼　～きょうらんのまどき～

前篇　　中篇　　後篇

吉野の社で朱鬼が出会った鬼は、不敵に嗤うと己が腕をバッサリと切り落とした・・・。

屋島で鎖冷鬼を倒したのは、かつて猛士が死に物狂いで封印したはずのオニ、魔怒鬼であった。 狂ったように戦いを求める魔怒鬼。一刻も早く魔怒鬼を倒さねば！！ 蒼鬼、烈鬼、燦鬼、そして吉野から来た花吹鬼たちの、壮絶な戦いの火蓋がきって落とされた。